猫である。
化け猫の制作はほぼ終わり表面処理作業に移っています。
と、ここで妖猫を。
国芳画の猫退治がモデルです。
こんな感じで断末魔の様相。
ここにヒゲも加え仕上げていきます。
と、口の中上顎の内側もばっちり彫りこみました。
塊から彫り出すと色々な苦労があります。
彫刻刀が届かない等です。
今回新しい形の彫刻刀も入れてなんとか彫り出しました。
刺さっている長脇差は家にある金子家重代の刀の平造の刀がモデルです。
脇差と刀では違いますが、ここはご愛嬌で。
完成時この化け猫の柄は三毛です。
黒猫とかが良いのですが、三毛猫に。
この猫は化け猫なので身体が途中から捻れていますが、実物みるとそんなに違和感はありません。
前足後脚も爪が出てそれらしく作っています。
そして写真を見て分かると思いますが、毛並みを全身彫ってあります。
彫るか、彫らないか迷ったのですが、覚悟決めて彫ることにしました。
その結果は丸々一日以上毛並みを彫りました。
自然と歯をくいしばるのか、終わったら歯が痛いのと久々に気絶する様にダウンしました。
トイレ等も行かずで、よくある?ここが終わったらで一日以上席も立たずで彫っていました。
久々の凄い集中力が出せました(笑
しかし、歯の痛みはなかなか取れずで今度マウスピースを作ろうかと思っています(笑
粘土だと楽なんだろうな…
しかし、猫嫌いの自分がこの2ヶ月人生で1番猫を見た毎日でした。
世の中連休??
先祖に家で手を合わせます。
さて、まだまだ頑張ります。