whole8 オフィシャルブログ        カネコは食わねど高楊枝

彫刻家 寺社仏閣、史跡等に作品を納めています。 whole8.6th@gmail.com

初小浜! その3

ブログの調子が悪くその3です。
病院の風景と病院前にある玄白先生像。


像はかなり小さく何故か道挟んで高い台座に立っている同じく小浜出身の梅田雲浜の像に見下ろされる感じであります。
そしてイマイチ上手くない。梅田雲浜像も脚が長過ぎなような……
今小浜では玄白先生の博物館を作ろうとしているそうです。
その博物館にも玄白先生像を考えているみたいですね。

病院の入口に貼ってありました。
病院のホールで行われる今回の受賞式。
二人のお医者さん達はすごい人達なんでしょうね。

病院内には玄白先生のコーナーがあるようですね。
始めに市庁舎にて玄白先生像は展示されしばらくしてここの真ん中に置かれるそうです。

会場。
そして私の席

始めに杉田玄白先生と中川淳庵先生の顕彰や献花が始まり、まずは今回の式典の前に玄白先生像の授与式と始まります。
名前が呼ばれて私が壇上に立ち100人位でしょうか?その前で像の説明をします。
やっぱり緊張しました。
情けないです。
そのあと目録を市長の前で読み像を謹呈し、私の出番は終わり、ここからお医者さんの受賞式と講演です。
その受賞式前に講演の準備中に新聞の取材を受けて、また市長さんと写真を撮りました。
いまだと朝日新聞デジタルで地方、福井県の記事で見れますので、是非!

と、何故か表彰より私の写真が出ている不思議(笑
この後千葉に帰らなくてはいけないので着替えて帰ることに。
市の方の車の中で少し街並みを見たいと話すと色々連れて行ってくれました。
古い街並みやなんと!木戸孝允公の奥さん幾松さんのご実家の旅館。
ここで市の方と一緒なので色々見せてもらい、木戸公の書なども見せてもらいました。
お土産にお箸を4膳ももらいました。
市の方の人魚伝説の話等も楽しく、敦賀までの送りなのに米原まで。
送ってくださいました。
本当にありがたかったです。
米原までだと小浜は近くてあっという間に帰れます。
こんな感じで今回の初小浜。
とても良い経験と出会いがありました。
ちなみに、何でこんな動きが起こったかというと、このお茶からなんです。

このお茶を今年の正月時代劇「風雲児たち 蘭学革命篇」の玄白先生役の役者さんが小浜に訪れ、そこでお土産に菩提寺の栄閑院にと渡したそうです。
栄閑院もこれは面白いと小浜に注文したそうです。
地元の郷土品販売所の方が(たぶん)量も多かったので、市の観光課にお話しして市役所も不思議になり栄閑院に問い合わせたら先生の菩提寺と分かり、栄閑院が200回忌で制作した像がありますとお話しして、色々動き、11/15に市長さんが訪れ、私も呼ばれて今回の謹呈になったわけです。
栄閑院の方々には色々な経験をさせてもらい本当に感謝の言葉しかなく、恩返し出来るようにもっともっと上手くなり作品の価値を高めていきたいと思います。

おわり