whole8 オフィシャルブログ        カネコは食わねど高楊枝

彫刻家 寺社仏閣、史跡等に作品を納めています。 whole8.6th@gmail.com

昨日の雨はすごかった。

昨日午後3時頃の雨は凄かった。
工房が浸水するのでは!?ってな感じの雨でした。

こんな感じです。かなりの集中豪雨。 まさにゲリラ豪雨です。工房高くしておいて良かった。1級建築士の後輩に感謝です。(最近全く連絡取ってませんが)

この数日はワンフェス用の土方さん中岡さんの仕上げでした。
まずは、故郷宮崎から季節の果物が送られてきました。
宮崎マンゴーとメロンです。
1個1〜2万円する完熟マンゴーとこれまた大玉のメロンです。
はじめてメロンに生ハムを乗せて食べてみました。
コレがてげうめっちゃが!!ってもんです。
びっくりしました。
JOJO33巻の億泰よろしく「味に目覚めたーッ」ってなもんです。
マンゴーはもう、うまいの一言でした。

箱のデザインはかなり古く感じますが、開けるとこんな感じではいっています。真っ赤に熟したマンゴーです。

メロンは大玉2個とても大きいです。 日本の農家って凄いです。
宮崎でいとこが農家をしてますが、ここのとうもろこしも朝取りで送られてきたやつは
ほんと、生で食べられて物凄く甘いです。


と、食べ物ブログはこの辺で制作をば
まず土方歳三さんです。

土方さん上半身と全体です。
写真を基に制作しました。
よくみるとかなりフロックコートとパンツはぶかぶかです。
そして拳銃ケースを改めて良く見ると前に作った物と違うので作り直しました。
写真のまま立体にすると少しマッシヴな感じになりやすく、京都に持っていってみてもらったのは
マッシヴな状態でかなりバランスが悪かったです。
顔は立像の時と同じ位なので写真の等身より少し小さくしてあります。(ワンフェスの時は立像の顔もこちらに差し替えます。)
現代人のバランスに近く作りました。
写真のまま作るとかなり頭がでかい感じもします。
よく見ると頬もかなりこけてますね。
寄りかかり。左肩が少し後方にある感じです。
椅子も当時の椅子のデザイン等をかなり探し見ました。
塗装すればまた印象が変わると思いますが。
頭はこちらの方が頬骨も出てよくなってると思います。今回もプロのメイクアップアーティストに監修してもらいました。
 
次は中岡慎太郎さんです。

立像にして風呂敷を背負い東奔西走中の状態を制作しました。
羽織は着てません。

顔はかなりごつく作りました。幕末当時の写真でもめずらしく数枚ある笑顔の写真も印象的ですが。
刀は土佐人特有の長刀で剛刀にして、脇差も長めに制作しました。
実身長は160手前なので小男ですが、龍馬と立たせた時に見栄えするように作りました。
袴も前に書きましたが、野袴が理想ですが、正絹風のカタチで制作しました。

横と後ろからです。背負う風呂敷は色々迷いました。
よく時代劇で見る背負い袋みたいな物を考えてたのですが、たいして荷物が入らないので
私がよく和服時にやるスタイルで風呂敷スタイルにしました。
本当は笠も持たせるか、背負わせるかしたかったのですがね(笑)
竹水筒もしかりです。
ちょっと龍馬と立たせて見ました。

こんな感じです。
龍馬は短い刀を選択しました。
実物見た感じも長脇差みたいな感じで、長刀好みの私には短いです。
といっても、身長180のオイラは2尺5,6寸が手頃ですな。
と、こんな感じで今夏のワンフェス歴史群像シリーズは出します。
今馬上の土方歳三の馬、土方共々直しています。