whole8 オフィシャルブログ        カネコは食わねど高楊枝

彫刻家 寺社仏閣、史跡等に作品を納めています。 whole8.6th@gmail.com

今回。

今回のお知らせは。
これ。
京人形師の關原紫光さん(せきはらしこう)の個展。

こちらになります。
私は去年大阪大丸での人形展に初参加で賞をもらいました。
その時周りはビスクドールか市松人形、ドールがほぼでしたが、その中での賞はなかなかだと思います。
(ここからフランスルーヴルに繋がりますし)
私の作品は篤姫像と利休像、織部像、家康公のしかみ像でした。

この時会場でたまたま来ていた紫光さんと話すきっかけをもらい、すぐ京都の工房に遊びに行きました。
そこで、色々な人形をみせてもらいました。
ちなみに紫光さんお父さんが關原紫水さんですが、これまた凄い人形師です。
ですが、京人形は男性ないのです。
京人形はパーツに寄って制作する人が違います。
紫光さんは人形師なのですが、着物の模様、髪結いなど、を全て生み出します。
人形はほとんどの人が着物を使いますが、そこが違い、着物の模様をとあるやり方で作っていきます。
私も教えてもらいましたが、まだ作品には使っていません。
もちろん、作品は世界でも好評です。

と、去年京都のとある大きなお寺に神武天皇を納めるため私にパーツ制作の依頼をしてくれました。
神武天皇のかお、腕、弓、霊剣布都御魂、とんびを作りました。
で、年末浅草でのへうげもの企画の時に連絡が入り、石清水八幡宮が国宝に指定され、その記念に人形を納めることになり、制作の協力をしました。
私は今回は応神天皇の刀と、神武天皇のパーツです。
そして今回の東京のギャラリーのこけら落としとして紫光さんの作品がみられます。
石清水八幡宮に入る前に是非見てもらいたいです。
私は少しのお手伝いでしたが、みなさんよろしくお願いします。

そして私は4月17日の杉田玄白先生200回忌玄白忌の準備でかなりバタバタしています。
今月は本当に忙しい。