whole8 オフィシャルブログ        カネコは食わねど高楊枝

彫刻家 寺社仏閣、史跡等に作品を納めています。 whole8.6th@gmail.com

昨日の出来事。

昨日は随分蒸してましたが、久しぶりに遠出?
まず、新宿に。
新宿伊勢丹に。
新宿数年ぶりに。結構変わってて学生時代この界隈で遊んでいたのに変わりすぎて迷います(笑
伊勢丹なんてそれこそ用事などなかなか無いので。
でも、昨日は宮崎の友人の陶芸家の中村真由美さんの個展に。
去年宮崎で会って、いずれは東京で個展を〜
と話して一年で都内で個展をしてしまうのだから凄いです。
彼女のスケール感の大きさはとても凄く作品は圧倒されます!
昨日から始まったばかりなのでぜひ、新宿行く機会のある方は行ってみてください。
(写真は撮り忘れました)

で!昨日のメインは「能」です。


初めてのそれも国立能楽堂での能の観覧。
新作能の「田道間守」お菓子の神様として祀られているその古事記での話を能にしたと説明がありました。
友人が仕事のヒントにもなるだろうからと最前列での観覧。
勝手に敷居が高いかも…?
と思っていましたが、観てとて良かったです。
歌舞伎より私には向いてました。
初めてで分からないことが多かったでしたが、鼓や笛の凄さ、演者の舞やそれに声が本当に素晴らしく、クライマックスに近くなると心が踊り本当に素晴らしかったです。
しかし、初めて聴いた鼓と太鼓。
本当に素晴らしかってですし、練習を積んだ声、所作、どれも綺麗でした。
良く、武家は能で庶民は歌舞伎といいますが、確かに所作等、話の難しさは武家のもののように思いました。
両方はじめは庶民の楽しみからスタートして足利家に気に入られ変わっていったのが能と。
是非また観に行きたいと思いました。
和服で観に行くのも良かったのですが、昨日は夕立とうの予報もありで普段着で。
和服で行くのも良いですね。
でも、まだまだ分からないことばかりで…
でも、能は生で観ないと駄目なのも分かりました。

美味しんぼ海原雄山が能のことで話してた話がありましたが、伝統芸能を見る大事さを改めて思いました。
室町期から脈々と。
ちなみに私の山城伝の刀も室町期のもの。
長い歴史を生きて残ってきた素晴らしさがありますね。