whole8 オフィシャルブログ        カネコは食わねど高楊枝

彫刻家 寺社仏閣、史跡等に作品を納めています。 whole8.6th@gmail.com

昨日の話。縁が結んだ日野での話。

昨日はとある縁で日野に行ってきました。
まず、いつも応援してくれる方、どうもありがとうございます。
昨日はそういう方の縁で日野に行ったはなし。
日野と言えば「新選組」ですね。
ひの新選組パレードは有名ですね。

新選組は皆さん知っていると思いますが、近藤勇さんと土方歳三さんがやっぱりこの組織を引っ張って行ったのは事実でそこに援助や、力になったのは佐藤彦五郎さんと小島鹿之助さんです。
その佐藤彦五郎さんと奥さんのノブさんを土方歳三さんは本当の父母の様に慕っていたのも有名です。
生まれた家より佐藤彦五郎さんを本当に大切にしたのは手紙や遺品の品でもわかります。
日野にはその佐藤家本陣が残っていて観光もできますし、歳三さんが良く寝ていた場所で同じ様に寝っ転がって写真を撮るのも悪くないです。


甲州に向かう時沖田総司がシコを踏んだ玄関もそのまま。

そしてこの佐藤家は今もその資料をちゃんと大切に保管、そして見ることのできる資料館があります。

その場所に縁もあり、「馬上の土方歳三」像を納めさせてもらう事が出来ました。
もう、それはドキドキ。
何て言われるか??
悪いことばかり考えてしまい、緊張してしまいました。
でも、見てもらいますと、とても喜んでもらえました。
とても嬉しく、ほっとしました。
数々の資料と共に一緒に置いてもらえることになりました。
館長の福子さんも本当に喜んでくれまいた。

福子さんに聞いた歳三さんの話は涙が出そうな話もありましたし、土方歳三という人がどれだけ佐藤家を大事にしていたかわかりました。
本当に貴重なお話でした。
行ったことのある方が多いでしょうが、行ったことのない方は是非!!
近藤勇の書いた漢詩の掛け軸、沖田総司の手紙、永倉新八の手紙、土方歳三の越前康継は必見!
そして彦五郎さんの刀は個人的にかなり「グッと」きました。
もちろん、本物でレプリカではないですし、それを公開してくれてるのはうれしいですね。
最後にお口汚し程度ですが、私の像を見てくれたら嬉しいです。
今の作風や、大きさとは違うのですが初期の頃、それも初めの工房で作った作品です。
個人的にかなり思い入れがあります。
そして縁がつないでくれて佐藤彦五郎新選組資料館に。

今回紹介てくれたSさんと帰りに「やっぱり歳三さんの像は佐藤家にないと!」
と喜んで帰れました。

今回と同じ様に以前京都壬生の新選組旧跡旧前川邸様も縁で作品を置かせてもらい今でもとても良くしてもらってます。
京都と東京の両新選組関係、要の場所にこうして作品を置いてもらうのは本当に夢のようです。
更に精進して頑張っていこうと思います。