一年はやい。
去年の玄白先生の200回忌からそろそろ一年が経つ。
はやい。
あの時から自分がNYで個展依頼来て個展するとは思ってない。
とても不思議。
今年ももしかしたら4月に玄白先生像の展示があるかもしれません。
ちなみにNYでも展示します。
不思議な感じ。
もちろん原型は菩提寺栄閑院に。
私のものは複製時の失敗を修正したものです。
失敗と言って捨てられるほどいつもの複製とは違うプラスチックの量。
自分のものは1番抜きが悪いものを再生です。
少し気になるところも直し(私しか分からないレベルですが)
色をというか、納めた物と同じ様に見える為に木製の様な色をのせていきます。
それと、今回も義経公を
ちなみに、一昨日NY用に壊れない様に加藤清正公と乃木希典大将の像を複製してもらいました。
これが抜群の複製技術で驚いています。
私もかなり複製しましたが、天と地との差があるうまさでした。
で、その複製をしてくれた友人と話ました。
「こんなに毎日20時間近く半年以上やってるのに終わらない!」と言うと。
「そもそもこの大きさでこの密度の義経像が3~4ヶ月で作るものじゃない」といわれました。
確かに。
まだこれと別に数体制作。
自分でも殺人的仕事量だと…
終わったらゆっくりしたい。
と、こちらが義経公の顏です。
自分所持の義経公の浮世絵の様な顔にしました。
この鎧とパーツの組合。
なかなか苦労しました。
髪の毛も別ぱーつにして彫り出しました。
眉毛や髭は後に描きます。
まだまだがんばります。
それと以前三越で展示した三越のライオン像の原型も持っていきます。
侍とは関係ないですが、これ、なかなか良い出来なんだよね。
今あるもの出来るだけ展示したい。
しかし、初期作品…
ヘッタクソで面白いです。
良くこの数年でここまで成長した。
まだまだのびしろはある。
佐々木先生も言ってた。
自分を信じるしかないのです。
ではでは。