伊庭八郎の刀って‥‥
伊庭八郎の差してた刀といえば、大和守安定ですね〜
当時でも今でもお安くないです。
それも、なかなか見ること、ましてや触ることなんて皆無ですね。
でも今回はその大和守安定を手にした時の事をば。
歴史関係ですが、色々作ってると出会いもなかなかあります。
霊山なんか良い例です。
(私が書いた伊庭八郎の記事が読みたく霊山の会に入りました。
ってメールくれた方が数人いました。
ありがとうございます。)
稽古会の先生にも「心形刀流をやってなかったら〜」なんて話をされたのを覚えてます。
でも正に!!それなんですよね。
地方の資料館なら結構ウエルカムですが、霊山や子孫様や京都史跡関係はかなり不思議な縁です。
そんな感じでとある方に刀見せてもらいました。
去年の夏過ぎの事ですが、これだけではなく、刀数振り脇差もです。
はじめに手渡された刀は有名な虎鉄。
五枚胴って斬る人の腕も凄い。 銘ですな。
刃紋はちょっとぼけてますが‥‥
で、次に「はい」ってなんな気にわたされたのが大和守安定!!
長さも手頃身体がでかいので本当にちょうど良い。少し長めでまさに
「なじむ!実によくなじむぞ〜!!」
最高に「ハイ」ッてやつだ。
素敵です。
大和守安定
本阿弥家に研ぎにだしたそうです。美術刀剣仕上げなのでちっくとひかってますが。
このあとも数振り、そして平造りの脇差!!
これが本当に凄かったです。
写真撮り忘れてしまいましたが、鎌倉期のものでなかなか好きな姿でした。
脇差はおそらく作りもすきですが、平造りも好きです。
刀話は本当に楽しく、紹介してくれた方の話だと色々と喜んでもらえたらしく、
歴史や鉄好きもまんざら無駄ではなかったと思います。
昨日はまた体調不良で寝込んでしまいましたが、今日も資料選びと書き出しです。
明日清書で木曜は講演本番。
大丈夫かしら??