whole8 オフィシャルブログ        カネコは食わねど高楊枝

彫刻家 寺社仏閣、史跡等に作品を納めています。 whole8.6th@gmail.com

昨日は。

昨日は腰の痛みも引かないし、買い物や会いたい人もいたので出かけました。

上野でやっている国宝展行ってきました。
行く前に最近三越でも一緒に展示した伊藤さんの個展見に行きました。
ギァラリー凛
〒136-0071 東京都 江東区亀戸5-19-6
織部ですがとても綺麗な器で見る価値ありです。

是非!

で、国宝展・・・
なかなかでしたよ。
仏像もっとみたかったな・・・
玉虫厨子はなかなか!
玉虫のはねの部分がほとんど見えなくて残念でした。
でも、あんなにでかいとは思わなかったです。
金印の実物や日本書紀支倉常長像は特に凄かったです。
仏像期待したのですが、展示場所に入って気付いた事が。
仏像もちろん良いのですがはやっぱり場所が大事で、この前韮山で見た国宝の運慶制作像が断然よかった。
運慶の像はまず、お寺の空気が全然違い、そして、その場所にあるから意味があると改めて思わされました。
しかし思い出しても運慶・・・すごい!!の一言でした。
以前の阿修羅展にも運慶制作のものがあり、そんな事おもわずに像を見てましたが、
今回韮山での出来事は本当に見方や感じ方が変わった
出来事でした。
でも、今回のアイコンでもある善財童子立像は確かによかったです。

自分の作った徳川家康しかみ像と玄白先生像は私が死んでも残るもの。
人生で自分が死んでも残るものを増上寺と栄閑院へとは成長したよね。
ご先祖様に感謝です。
作る才能を与えてくれて。
最近、増上寺の方に聞いたり直接メールなどで増上寺行ってもしかみ像がない!と問い合わせをもらう事がありますが、
しかみ像はとある方の部屋にあるのでなかなかみれません。
すみません。写真欲しい方は送りますのでプロフィールのところにあるアドレスまでメールください。
データで送ります。


で、玄白像制作記

]
とこの時点で自立しはじめてますが、右腕を盛って行きます。
写真では右腕は着物の中に入れています。
そして、ここも最後まで認めなかったのですが(笑)胴が少しでかいのとボリュームがこれまたありすぎるのです。
この時下半身も少し短いのです。
少しでかくなったらこの難しさ。
まだまだバランス狂ってますな。
本当に苦労します。
右肩もボリューム不足ですし。
ちなみに消失した玄白像は足などは結構簡単に作ってありまして、爪などは彫ってありません。
あと、足下に頭が写ってますが、でかいです・・・
でかすぎます。
でも、かなり難しいバランスなんです。
玄白先生。