まだまだ続く。
今週のお題「手づくり」
手作りのレベルがダンチだ!
とつづき。
後ろの円盤状のものはドラムブレーキ。
円で彫ったので楕円のタイヤには合わず新しく彫り出したので使い道がない。
ライフルケースと火縄銃。
初めは時間も無いので見えるところだけと思ったのだけど、性格なのか全部彫りだした。
コード等ももちろん繋げるのでその様に出来るよう制作。
後ろに武者の下半身が見えますが、
バイクの完成が12月一週目。ここから怒涛の人物を彫り出しです。
鎧や鎖、刀、兜もあるよ。
ちなみにムクで制作すると重いので武者も中は空洞にしてありましす。
これ、本当に面倒。
たまに薄くしすぎて穴空くし。
髪が勢いで風になびき兜が後ろに飛ばされます。
武者の顔は驚きと勢いで歪みます。
旗立ても制作しましたが髪と兜辺りになるので少しうるさくなるので今回は使用せず。
この武者を制作するにまず、後ろにある一橋慶喜を制作して当世具足の彫り方を覚えました。
ちなみに一橋慶喜は制作に3年掛かりました。兎に角面倒と難しさがありました。
以前にも出しましたが、今回も同じ作業の繰り返しです。写真右側に鎧の一部も見えますね。
この情報量だけで満足なんですが、正月休み、10月からsnsも全くやらず、合間に何件か心配しての連絡が来ました。
武者はひと月ほどで彫り出してます。
色乗せに1週間半?
と考えてまして、12月からは寝る、食べる彫る。
外に出たのは11月の病院位でした。
でも、ニューヨーク前の様な血尿が出る様な事もなかったので、多分余裕があったんでしょうね。
さて、次は塗装にいきます。
つづき。
今月のお題が
#手から何かをうみ出そう。とのことで。
ぴったり。
おれ彫刻家だよ!?
生業だよ!
と、つづきです。
完成してくるとバイクのタイヤが気になります。
どう表現するの!?
プラモデルの人見てみると。ただ綺麗に組んでるのは、感動もない。面白くもない。
フルスクラッチしてる人いないのね。
あぐらかいてるなー
で、考える。円のまま浮き上がらせたタイヤなんて勢いがない。
走ってる感じ。
漫画の表現だ!楕円だ!スポークも彫らないで済むと。一石二鳥だ!
だけど、彫り出して気付く。タイヤスポークないと個展出来ない。
でも、アメリカのバイク彫刻家はそこを上手くやってる。それを参考に。
急に完成してますが、この情報量凄いと思う。
ステップの彫刻も見てね!趣味と生業の差だ!
ちなみにサイドスタンド、後輪フェンダーのスタンドも動くし個展出来ますよ。
タンクや革鞄に彫り跡が残ってるね。
で、ここまで作った跡に気付く。
タイヤが重い!
この時点で10月半ば。
本当にやばい。
が、急遽タイヤを半分に割り、中をくり抜く。
それとスプリンガーフォークを作るのはかなり厄介。
ここにライフルケースが付き、銃が入る。
もちろん火縄銃。頑張れたら弓と矢。
弓と矢は無理ぽい。
今週のお題「手づくり」
クラフト アート ドール展
今有楽町は交通会館のゴールドサロンにて開催されてるこちらに出展しています。
初めて出したのが5回の時かな?
大阪に篤姫像を持っていきました。
その時は男性は自分だけでしたが、今じゃ男性の作家も増えてきました。
さそのあと、ニューヨークの個展後に出しましたが、最近は少しずつ人形というジャンルから離れてきているので、出しませんでしたが、招待作家として出させていただきました。
去年の幻獣展おわりから制作に入りました。
ずっと考えていた作品ですが、自分の技術がまだ伴わないので後回しにしていましたが、今回制作していきました。
簡単にいえば、武者がハーレーに乗るという作品です。
もちろん手彫りです。
結構デジタルでやると楽だよ、とか早い等言われましたが、アナログの自分はデジタル覚えるのに時間がかかり過ぎますし、多分覚えられないし、その時間あったら彫り進みます。
お寺に納めた作品も全て手で彫り出したものですし、そこは拘っていきたいのです。
ですが、予定では8〜10月遅くて11月頭にハーレーを彫り終えると思っていてましたが、難しい!
とにかく難しい。図面がないので若い時買ったハーレー雑誌を実家から持ってきて、更に海外から図鑑取り寄せ。更に色々買い足す。
プラモデル、ミニカー等々
しかし、見たい部分が判らない……
で、結局ヤフオクでの部品販売、YouTubeでのアメリカ人のフルレストアが今回とても為になりました。
けど、画面と実際1/6の大きさは本当に分からないです。
手探りで彫っていきます。部分部分で彫らないとリアルさが出ないのでそこは大まかにまずフレーム、エンジン、プライマリー、ミッション、前後フェンダー、タイヤ、タンク、スプリンガーフォーク、バッテリー、リアキャリア、左右バックと大まかに書いてこのパーツ群です。
さらに繋がるためのパーツ、ステップ、ブレーキバー、スプロケット、キャブ等々終わりがみえません。
エンジンだけでもかなりのパーツがあります。
まず、フレームの情形が皆無で、苦労します。モールドも入りますし、兎に角解らない。
おもちゃは役に立たず、雑誌は肝心なところがカバンに隠れてる。
あっても、年式のズレ等々本当に苦労します。
何度も言うけど、手で彫ってるからね。
ここまでできて半分いかない位の完成度。組み立ても難しい。
1箇所が数ミリズレてても最後に3〜4ミリずれてしまうと組み立てられない。
そして、これが完成しないと人物が制作出来ない……
10月頭にこの状態で、本当に焦ります。完成して色を乗せる……
会期無理かもしれないと頭によぎります。
そう!まだチェーンの事もおぼろげでした……
続く。
色々考えもありますが。
今年も昨日8/6から有楽町は交通会館で「幻獣神話展」始まりました。
15日までです。
今回の作品は「一寸法師」です。
鬼の手から飛び出し攻撃しようとする法師です。
兎に角かわいい法師をと思いました。
鬼の腕と袴が点で繋がっています。
今までの作品とは少し考えを変えて製作しました。
この次に続く作品があります。
今回作品は会場に置かず外のガラスケース内に置かせてもらいました。
置く場所もなかった感がありましたので。
そしてここで写真を撮ると鬼の腕に面白い効果が出ます。
とても面白い。
いつも制作しているとこの作品で良いのか?
と考えてしまいますが、これが今の自分なので。
良かったら見に来てください。
来年は出れないかもしれないので……
写真。
今年の夏の展示用の写真撮りを今月頭に撮り終えてちょっと一安心。
相変わらずじんましんは治らずで外に出るのもなかなか難しい毎日を送っています。
ちょっとゆっくりプラモデル制作したり、彫刻刀を研いで次の作品の準備をしています。
ところで作品の写真。
自分の一眼レフで撮っているのですが、やはりプロと比べれば段違いな訳です。
で、こちら。
この差!
腕を斬り落とされた伊場七郎の苦悶の表情がかなり良い!
立体感も半端ない。
これがプロと一般の差なんだな〜
と。
と。去年友人とiPhoneで撮った写真でステッカーを制作しましたが、今回こちらも新しく制作します。
バスラッピング用のステッカーです。
私の車にも伊庭八郎貼ってあります。
しかし、立体感が凄いのよね。
で!
この写真を撮ってくれた方が作品を撮ってくれるというので今地震で壊れた作品を旧ピッチで直しております。
楽しみです!!
ちなみに今年の新作の一寸法師も良いですよ。
お楽しみに!!
先週の事。
最近蕁麻疹に疲れきってますが制作はして、その合間に作品を見に行っています。
先週末の事。
蕁麻疹も出てないので、もしもの時の強い抗アレルギー剤を持ち東北へ。
朝6時に家を出ました。
まずは仙台!!
仙台に着いてそこから30分ほど常磐線に揺られて船岡へ!!
ここから歩いてしばたの郷土館へ。
駅から散歩がてら向かう。
城下町の道を残してている町。
そして道、と建物。
とても風も気持ちよく歩く。
途中結構挨拶されるので挨拶して、道を聞いたり、楽しい。
そして!!
そしてやっぱり無料なのである。
ここで以前Twitterd知り合った学芸員の岡山さんに声を掛けるが、「今出ててるので帰ったら伝えます。」との事で一人で見てみる。
凄いのは撮影可という事だ。海外は当たり前だけど、日本では珍しい。
小室達(こむろとおる)さんの伊達政宗騎馬像の制作について。
を見ていると。岡山さんが帰ってきた様で声を掛けてくれて、ここからはマンツーマンで説明をら受けなが色々話す。
とにかく実物の原型の政宗像は凄い!
この脚の鉄芯の入り方を見て分かる通り同じ様に今回の地震で騎馬像の脚が折れた。
この脚部等の修理で5000万円の修理費用が掛かると新聞にもでていた。
この修理より新しく鋳込んだ方が良いのかも?
と話していたのですが、県民は昭和の戦時供給で騎馬像が金属供出で出され、溶かされた後戦後小室さん宅に残っていた原型からまた復建させた像に愛情があるのでやはりまた作り直すより修理の様です。と話を聴いた。
それ以外にも制作代金や、小室さんの苦労色々聞けました。
自分が今制作しているとある騎馬像。
この苦労が分かります。
私はどうなるのか??
とにかく作らないと話にならない。
こちらの座像自分もいつか制作したいと思います。
この騎馬像は小室さんが像の制作代金に当てる為に制作したとのこと。
今で言うクラファンのお返しみたいな感じかな?
戦時の金属供出でほとんど残ってないらしく、見かけたら即買いの像です!
書ききれない位で色々話して、郷土館を後にしました。
城後にも行ってみましたが、もう、何もなくちょっと寂しい。
このまま仙台に出て帰ったのですが、
帰りの新幹線修学旅行ニ校と重なり地獄の様な社内でした。
次はまたゆっくり観光に来たい。
と。去年岩手行く時近くを通っているので全然余裕で行ける。
次はハーレーだ!
岡山さんもまだ見せたい市内の小室さんの像があると話してくれたので、またの機会に。
さて。
夏の幻獣展の制作制作。